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東北地方太平洋沖地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
1日でも早い復興と救出をお祈り致します。 テレビで震災に遭われた方の様子を見ると、胸が痛みます。 何不自由なく普通に暮らしている事が申し訳なく思います。 私にできる事は本当にわずかだけど、小さな力でも集まれば大きな力になると信じて、 今私にできる事をしようと思っています。 金曜日に中学校の卒業式がありました。 三女は卒業式で大役をする事になっていました。 テスト週間と送辞の作成が重なって、かなり困っていましたが、 送辞の文章は私にも見せず、自分で考えました。 三女は落ち着いた子なので、送辞を読むことは負担に感じてないんだろうと思っていました。 でも卒業式の一週間前から、何となく浮かない顔をしていました。 理由を聞いても、はっきり言わないし、私も気になっていました。 そして、卒業式の4日前になって 「送辞を読む自信がない・・・・」とポロポロ泣きながら言いだしたのです。 確かに卒業式の独特の雰囲気の中で送辞を読むなんて、ノミの心臓の私にはとてもできません^^; 三女はプレッシャーとは無縁だと思っていたけど、私に似ていたようです。 けれど、自分がせっかく考えた送辞の文章を人が読むのはおかしいし、生徒会の副会長に立候補したからには送辞を読むことは避けては通れない事を話しました。 そして、誰だって緊張するし、緊張を和らげるためには練習するしかない事を話しました。 そしてそれから卒業式の前日まで、送辞を読む練習を始めました。 最初はつっかかってばかりだったのが、練習するうちにすらすら読める様になりました。 三女がとても気にしていたのは、噛んでしまうことでした。 今は空気が乾燥しているし、花粉も飛んでいる時期ので、確かに噛みやすい時期です。 私も会社で電話を取る時に、よく噛んでしまいます(;・∀・) 噛みそうな部分は念入りに練習をしました。 だんだん自信がついた様で、三女の表情が明るくなりました。 卒業式の朝。 三女はとてもすっきりした表情で学校に行きました。 噛んでも気にしなくても大丈夫! 笑う人なんていないし、一生懸命に読んでいるのは伝わるから。 私も仕事中、今頃送辞を読んでいる頃かな・・・・と時計を気にしながら、仕事をしていました。 そして家に帰ってから、三女に卒業式の様子を聞きました。 足が震えてしまったこと、噛みそうになったけどなんとか読めたこと。 そして指導して下さった先生から、今までで一番上手だったと褒められたこと。 とても充実した顔で話してくれました。 いろいろ心配したけど、ちゃんとやり遂げて良かった。 もちろん辞退するなんて無理な事だったのですが・・・(笑) 娘にとって、とてもいい経験になりました。
by kazukazu1958
| 2011-03-16 12:56
| 子供
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